抗うつ剤の減薬・離脱をお考えの方へ

抗うつ剤からの離脱を当院がお受け致します
SSRIやSNRIなどの抗うつ剤を内服中止したい場合に、離脱症状を最小限に抑えて中止する治療方法

対象

SSRIやSNRIなどの抗うつ剤を内服中止したい場合に、離脱症状などの副作用ために抗うつ剤の中止が困難な患者さま

離脱症状とは

脳内でセロトニンが低下すると、不安・イライラ・不眠・意欲の低下が発症するため抗うつ剤SSRI・SNRIを処方され、改善されます。
しかし、セロトニンには、元来多彩な症状・性質として

A・消化器症状:吐き気、嘔吐、食欲不振、口渇
B・精神神経症状:眠気、寝落ち、めまい、ふらつき、頭痛、頭のスッキリしない・ボーっとする感じ、手足がビリビリする
などを併せ持っています

このため抗うつ剤SSRI・SNRIを日々の使用量・使用期間により表れる多彩症状も異なります。患者さまがご自身の判断で、抗うつ剤SSRI・SNRIの内服を急に中止すると種々の症状が表れ、患者さまが苦しみます。それらの症状を離脱症状と判断します。このため患者さまが、抗うつ剤SSRI・SNRIを自ら中止することは難しいと思われます。

離脱症状

  • クラッとめまい・ふらふらする
  • 頭が痛くなる
  • 胃がムカムカする
  • 手足がビリビリする
  • イライラする
などの多彩な症状

治療方法

SSRIやSNRIなどの抗うつ剤の各種特性(持続時間・徐放性)に併せ、離脱症状の表れる特徴を理解することが重要です。これらの薬剤は、中止すると第3日目に離脱症状が最高になります。このため、まず第3日目は内服量を維持し、第1日目・第2日目は2分の1量、4分の1の量にして、これを1~2週間維持し少しずつ減薬し、第3日目を最後に中止します。離脱症状の副作用を和らげる安全な薬剤を併用し、意欲も維持し2~3週から1~2ヵ月で毎週、気分や症状などを伺いながら離脱症状が無事収まることを確認致します。
当院では多くの患者さまに、抗うつ剤離脱時に依存性の無い離脱症状の副作用を和らげる安全な薬剤を併用します。
この薬剤は精神賦活作用(前向きに考え、前向きに判断し、前向きに行動出来る)と穏やかな心地良さなどの特徴を有します。このため、患者さまは抗うつ剤離脱後も、しばらく、この薬剤を内服される場合も多いです。

抗うつ剤からの離脱でお困りの患者さまは、いつでも、 お待ちしております。

受診方法

初診患者さまは予約制のみとさせて頂いております。
受診をご希望される患者さまは、まずは電話にて、ご予約の日時をご相談されてください。

抗うつ剤からの離脱を当院がお受け致します
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院長紹介

患者さまがご自身から勇気を取り戻し、心も身体もリフレッシュされて
次のステージへと進んでいただけたら、これに勝るよろこびはありません。

私たちは、当院にご来院される患者さまが、心からの安らぎと笑顔を取り戻されて、希望と充実感に満ち溢れた生活や人生に、再び向かわれますように、心を込めて、“いらっしゃいませ”“行ってらっしゃいませ”。の思いで、患者さまをお迎えし、お見送りさせて頂いております。

川崎メンタルクリニック
院長 高橋 憲太郎

京都大学医学部卒業
日本精神神経学会 精神科専門医・指導医

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