脳内でセロトニンが低下すると、不安・イライラ・不眠・意欲の低下が発症するため抗うつ剤SSRI・SNRIを処方され、改善されます。
しかし、セロトニンには、元来多彩な症状・性質として
A・消化器症状:吐き気、嘔吐、食欲不振、口渇
B・精神神経症状:眠気、寝落ち、めまい、ふらつき、頭痛、頭のスッキリしない・ボーっとする感じ、手足がビリビリする
などを併せ持っています
このため抗うつ剤SSRI・SNRIを日々の使用量・使用期間により表れる多彩症状も異なります。患者さまがご自身の判断で、抗うつ剤SSRI・SNRIの内服を急に中止すると種々の症状が表れ、患者さまが苦しみます。それらの症状を離脱症状と判断します。このため患者さまが、抗うつ剤SSRI・SNRIを自ら中止することは難しいと思われます。