少なくとも6カ月間持続する、2種以上の重篤な身体疾患があると頑固に確信していること(そのうち少なくとも1つは、患者さん自身が病名を特定していなければならない)。 確信や症状へのこだわりのため、患者さんは執拗に悩んで日常の仕事に支障をきたし、また繰り返し医学的治療や検査(または地域の祈祷師による同様の援助)を求めることになる。
自己の健康や微細な身体の不調に著しくこだわり、これに執拗にとらわれ、重大な疾患の徴候ではないかと恐れ怯える状態が続いている。 自覚症状は多岐にわたるが、全身倦怠感・全身疼痛・不眠・頭痛・肩凝り・四肢あるいは全身のしびれ感・胸痛・腹痛・もの忘れなどが多い。心気神経症と言われ身体表現性障害に含まれる。ほかに、うつ病・統合失調症にも現れる。