その他の治療法(対人恐怖・対人緊張は心の不安定さから、症状として自律神経のバランスが崩れる:自律神経機能不全)は以下に記載しました。
【DVD&CD】自律訓令法の実際:佐々木 雄二;創元社(九州大学の心療内科で研究され、現在、筑波大学の心理学の教授 (※JR川崎駅東口のアトレ6階の有隣堂のサ―ビス・コ―ナ―に川崎メンタル・クリニックで依頼しています。)
ヨガの達人の境地になると本来、自分ではコントロ―ル出来ない自律神経をコントロールし不安・緊張・恐怖を和らげ、自律神経機能不全を改善させられると言われており、これをドイツの精神科医シュルツが分析・暗示療法として開発し佐々木 雄二 先生が確立されました。
DVD(28分)を自宅で週2回くらい観ます。自身の気になる症状のパ―トをi-podなどにダウンロ―ドして、いつでも聞ける状態にしておいてください。会議やプレセンテ―ションの前など、集中したい時などにスグに聞いてリラックス出来るようにしておいてください。
これにより動悸・息苦しさ・発汗・滑舌不良・吐き気・手の震え・めまい・下痢の改善を図り、不安・緊張・恐怖などから生じる前記の症状を解消して行きます。但し、ダイエットと同じようで、中々、継続することは難しいと言われる患者さまも多いです。
対人恐怖や対人緊張と自律神経機能不全との関連性については様々な神経症の分類の中に分かれて部分的に含まれていると思われます。
世界保健機関(WHO)や米国精神医学会分類との間に見解の相違も有すること、前記しました様に日本人独特の他民族との交流が少なかったという歴史から、日本の人々にも総て当てはまるのか当てはまらない場合もあるのかは、個々人により異なると思われます。自律神経機能不全症状が表われる各神経症は不安や抑うつを伴う場合も多く、その項目もご参考にされて頂いたら幸いです。