衝動行為に悩まれる患者様へのお願い
他の人達と接することを怖れないで、閉じこもらないで、散歩したり、友だちと遊びに行ったり、ファッションのお買い物したり、旅もしたりと行動しながら、徐々にストレスを発散して、自分自身の自信を取り戻してくださいね。
過去(育った家庭環境、家族から受けた精神的・身体的虐待や異性との不幸な関係)、他人(学校や社会で出会った人達)について恨むのは当然ですけれど、なるべく、心から離れるようにしてくださいね。
何故なら、過去と他人は変えられないし、精神科医も心療内科医も貴方が心を開かない限りお薬だけでは治せないからです。
貴方を変えられるのは貴方自身だけです。貴方の意志と勇気を持って学校でもアルバイトでも会社でも通学・通勤を行動し、実行すれば貴方が変わり、過去も他人も少しずつ心から薄らいでいきます。そうなれば、ストレスが和らぎ、衝動性・衝動行為も少しずつ自然に収まり、人格(パ-ソナリティ-)も成長して、素敵な貴方を取り戻せますよ。
衝動性・衝動行為とは:
例えば、不登校、欠勤、自傷他害行為(過食・嘔吐、リスト・カット、自分を殴打、壁に頭をぶつける、同居する異性と殴り合う、買い物依存、アルコ-ル・薬物大量服用、繰り返す不幸な異性関係、ギャンブル依存、覚醒剤中毒)など・・・その結果パニック発作を発症したり、希死念慮から自殺に到る場合も報告されています。