自律神経機能不全を伴う神経症(3):特定の(個別的)恐怖症
自律神経機能不全を伴う神経症(3)
特定の(個別的)恐怖症
自律神経機能不全:
(動悸・胸苦しさ・息苦しさ・発汗・吐き気・胃痛・腹痛・下痢・めまい・ふらつき・耳鳴り・赤面・瞼の痙攣・滑舌不良・手足のしびれ・手足の震え・全身のしびれ・頭痛・肩凝りなど様々な症状)
恐怖症性不安障害に含まれる神経症
自律神経機能不全を伴う神経症(3):特定の(個別的)恐怖症
特定の(個別的)恐怖症
■発症し易い状況
特定の対象や状況に対する顕著な恐怖や回避行動。
狭く閉ざされた空間(エレベ―タ―・トンネルなど)・高所・飛行機の狭い座席・雷・地震・歯医者さん・病院・注射・流血や怪我を見ること・動物・鳥・昆虫など。
恐怖からの自律神経機能不全症状が発症して以来、上記状況で再度、症状が発症する。
自律神経機能不全症状あるいは回避することに明らかに苦痛を感じ、またそれが過剰で不合理であると分かっている。
症状は、上記状況におかれたり、その状況について考える時にのみに限られること。
■治療法およびお薬について
治療法およびお薬につきましては、広場恐怖症や社会恐怖症と同様で充分に効果的ですけれど、お薬は恐怖症的状況におかれることが予想される2時間前に内服されるだけで充分で、1日中、内服する必要も無く効果的に不安・緊張・恐怖を抑えられ症状を克服できますよ。