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慢性疼痛(持続性身体表現性疼痛障害):自律神経機能不全を伴う神経症(8)
自律神経機能不全を伴う神経症(8)
慢性疼痛(持続性身体表現性疼痛障害)
症状
持続性(少なくとも6カ月の間、ほとんど毎日のように続いて)で重度の不快な疼痛があり、身体の部位はどこであってもよい。痛みは生理的過程または身体的障害によって説明のつくものではなく、常に患者さんの関心の的であること。
治療
一般的な鎮痛剤では効果が少なく依存性や胃粘膜を痛める副作用もありますので、アミトリプチリンや最近ではデュロキセチンなどの抗うつ剤が慢性疼痛に処方され、患者さまが長年の苦痛から解放されることも多くなりました。(保険外適用には充分に注意が必要です)。
2016.05.20
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ご高齢の方などで、全身のしびれ感・全身の震え・ふらつき・めまい・耳鳴に悩まれている症状について:自律神経機能不全を伴う神経症(9)
自律神経機能不全を伴う神経症(9)
ご高齢の方などで、全身のしびれ感・全身の震え・ふらつき・めまい・耳鳴に悩まれている症状について
発症原因
脳神経外科や耳鼻科での脳や頸椎、三半規管などをMRIやCT検査を受けても異常は認められなくて、一応,処方されたお薬でも効果がみられない場合は自律神経機能不全、いわゆる自律神経のバランスが崩れえている可能性も考えられます。治療について
60代・70代・80代の患者さまは、自律神経のバランスが崩れやすく、また、自律神経のバランスを改善して全身のしびれ感・震えを和らげるお薬やふらつき・めまいを改善するお薬も、ご年齢に応じて副作用も出やすくなりますので、なるべく少なめな量で調整して内服して頂いております。
少ない量でも、ご年齢に合って、とても効果的な治療となりますので、ご安心くださいね。心よりお待ちしております。2016.05.19