-
デイケア プログラム紹介 (ペタンク)
川崎メンタルクリニック デイケア ブログです。
今回は “ペタンク” についてご紹介します。
ペタンクとは、フランスで生まれた誰でも楽しめる球技です。発祥国フランスではサッカーに次ぐ人気があるそうです。
集中力、テクニックを使った戦略的スポーツです。目標球にボールを投げ合って、相手のボールより近づけることで得点を競うというゲームです。少しカーリングに似ています。
本来は鉄球を使うのですが、当デイケアでは室内でプレイするので、室内専用のボールを使っています。参加された利用者の方からは「楽しい。」「頭を使う。」などの感想を頂いています。
球技が得意な方はもちろん、運動が苦手な方、いきなり激しい運動することに抵抗がある方にもお勧めするプログラムです。
2015.07.31
-
デイケア プログラム紹介 (心理教室)
川崎メンタルクリニック デイケア ブログです。
今回は “心理教室” についてご紹介します。
今年(平成27年)の5月から始まったプログラムです。
「将来、働きたい!」、「一人暮らしをしたい!」など今後の目標を持っている人を対象としたプログラムです。
目標を達成するために(目標が達成できる可能性を高くするために)
・自分が飲んでいる薬
・自分の症状
・金銭管理
・栄養管理
・生活リズム
・ストレスとの関係
・再発の注意サイン などなどを勉強します。また、不安なことなどについて話し合い、他の利用者の方と共有し、解決を目指します。
参加された利用者の方からは「勉強になる。」「改めて目標について考えるようになった。」などの感想を頂いています。
しっかりと目標を持っている方はもちろん、なんとなく“こうなりたいな”や“変わりたいな”と思っている方にもお勧めするプログラムです。
2015.06.23
-
デイケア プログラム紹介 (メタボの会)
川崎メンタルクリニック デイケア ブログです。
今回は “メタボの会”(メタボリックシンドロームをなくそう の会) についてご紹介します。
最近「お腹がぽっこりしてきた・・・」「ズボンがきつくなってきた・・・」という人はメタボの危険信号かもしれません。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓に脂肪が蓄積するタイプの肥満)に加え、高血糖、脂質異常、高血圧が複数みられる状態をいいます。放っておくとさまざまな生活習慣病になる可能性が高くなります。“メタボの会”では、メタボについてや、その予防法について学んでいます。
時にはコンビニのお惣菜を試食したり、スムージー作りをしたりもします。今月は牛乳、豆乳に次ぐ第3のミルクと注目!?のライスミルク作りをしました。試食の感想は「う~ん・・・」「身体によさそう・・・」と・・・。利用者の方から「勉強になる。」「生活に取り入れたい。」などの感想を頂いています。
メタボを克服したい人、メタボを予防したい人、生活習慣を見直したい人に人気のあるプログラムです。
2015.05.29
-
デイケア プログラム紹介 (ストレッチ・演劇)
川崎メンタルクリニック デイケア ブログです。
今回は “ストレッチ・演劇” についてご紹介します。
このプログラムは、外部から講師をお招きする講師プログラムです。
まずは1時間ほど、先生に教えていただきながら、ストレッチを行います。
一週間の疲れや身体のこわばりをゆっくりと時間をかけ、ほぐしていきます。その後15分ほど参加者全員で簡単なゲームを行い、残り15分で演劇を行います。
演劇は、先生がつくられた簡単な台本をもとに行われ、希望者が参加します。演劇は初めてで少し抵抗のある方は、見学のみの参加も可能です。
その時のご自身の体調に合わせて参加いただけるプログラムです。
利用者の方からは、「ストレッチがとても気持ちいい」、「演劇は表現の仕方の勉強になる」などの感想をいただいています。
このプログラムは身体を軽く動かすことで気持ちのリフレッシュをはかりたい人、対人交流における表現力を高めたい人に人気のあるプログラムです。
2015.04.27
-
会議やプレゼンテ―ションなどの前の不安・緊張・恐怖に対する効果的な治療法(抗うつ剤を使用しない治療法)
会議やプレゼンテ―ションなどの前の不安・緊張・恐怖に対する効果的な治療法(抗うつ剤を使用しない治療法)
症状:不安・緊張・恐怖のために自律神経(交感神経:アドレナリン,副交感神経:アセチルコリン)の機能不全(バランス不全)のために自律神経が分布する諸臓器の症状が表われます。
心臓: 動悸,胸の苦しさ
肺: 息苦しさ
胃: 吐き気,胃痛
腸: 下痢,便秘を繰り返す
泌尿器:頻尿
耳鼻科:めまい,ふらつき,耳鳴,喉の詰まり
脳神経:頭痛,発汗(冷や汗,脂汗),手の震え,手のしびれ,赤面,身体ののぼせ,肩凝り不安・緊張・恐怖からの自律神経のバランス不全で発症しているため,身体医学の各診療科を受診して検査を受けても異常なしと診断されます。
原因:精神科では,精神病(たとえば,うつ病)ではなく,ストレスやプレッシャ―から発症する社会不安障害(社交不安障害)と診断される神経症の一つです。
その根底には人前で緊張しやすい性格が存在しています。ご本人の気持ちとしては“うまくやりたい”失敗したくない“”恥をかきたくない“という感情が強すぎると思われます。
しかし,一度や二度の失敗くらいで,ひるんだり,自分は弱いし,この環境に適さないんだと諦めたりしていては本当の成功をつかんだり,現在の状況を打破することは出来ません。早めに医師に相談されて,気持ちの切り替え方をよく話し合って,緊張を和らげる方法を自身から体得することも必要と思われます。治療法:これらの社会不安障害(社交不安障害)に対する薬物療法は日本ではパキシル,デプロメ―ル・ルボックスが米国ではパキシル,ゾロフト(日本ではジェイゾロフト)などのセロトニン系の抗うつ剤が適応認可されています。しかし,これらの薬剤は吐き気や眠気,全身倦怠感などの副作用もあります。また薬剤を止める時にも“くらっとめまいがしたり”“フワフワした感じがしたり”“頭が痛くなったり”〝胃がムカムカしたり“”手足がビリビリしたり“”イライラしたり“などの不快な離脱症状も多いと思われます。
このため当院ではセロトニン系の抗うつ剤に頼らない他の薬剤による治療法を行っており,
薬剤費も安く安全で,中止する時も不快な離脱症状はほとんどありません。
早い患者様で二~三か月から半年,長くても一~二年で完治に到ります。どうぞ一度,ご相談ください。お待ちしております。
2015.04.10